ウェブブラウザで動作する基幹システム
ボックスメーカー向け「i-case」を販売
イメージ情報開発(株)
段ボール生産現場の基幹システムにインターネット経由で動作するタイプが登場した。ITコンサルティングやシステム開発・運用を手掛けるイメージ情報開発(東京都港区、TEL03-5733-6019)では、段ボールボックスメーカー向け基幹システム「i- case」(アイケース)の販売を開始。導入リスクの低さと充実したサポート体制を背景に、今後業界で存在感を高めていきそうだ。
同社は2006年に大阪証券取引(ヘラクレス)に株式上場を果たしたIT企業。業務プロセス改革を軸に金融サービスや医療、セキュリティ関連などのシステム開発を手掛けてきた。特に"一点もの"の受託システムを得意とするASP(アプリケーションサービスプロバイダー)として実績を重ねている。
汎用性の高いパッケージソフトで新規分野の開拓を模索する中で包装分野に着目。特にリサイクル率が高い環境配慮型の段ボールへの関心を高めたという。同社ビジネスサービス営業部の片柳依久ジェネラルマネージャーは「業界自体の位置づけが安定しており、業界情勢が景気と密接に連動し、市場として見えやすい点も魅力的なマーケットと考えた」と述べている。
導入リスクを低減
i-caseは特に中堅規模のボックスメーカーでの導入を想定し、受発注から製造実績管理、在庫管理・配送、売上・請求、仕入・支払いなどを処理するシステム。ウェブブラウザ上で動作するシステムなのでシステムの専用環境などユーザー側で新たにソフトを導入する必要がない。初期導入コストが抑えられるうえ、パソコンの交換時や、バージョンアップを低コストで行えるなど長期的にみた場合でも導入リスクが少ないのが最大の魅力だ。リモート保守にも対応できるので、地域にとらわれず安心して導入できる。
受注データから製造計画・配送計画を作成し、シートの発注や外注も発注書を自動作成できる。また、寸法データからの自動図面形成が可能で、図面を画像データとしてi-caseに取り組み、データとして利用することもできる。
新しいアーキテクチャを使用しているためカスタマイズも容易で、パッケージソフトでありながら、個々の製造現場に最適なシステム構築にも対応が可能となっている。
標準価格はフルパッケージで本体のみ400万円程度(5ユーザーまで対応)。機能を絞った標準価格200万円の「ライト版」も用意している。
今後は今年10月に東京ビッグサイトで開催される東京パック2010にも出店しi-caseの認知度を高めるとともに、大手一貫メーカーや紙器メーカーの業務範囲への対応や原紙メーカーを含めた企業間インタフェースの機能展開も視野に入れているという。
※上記の内容は、(株)日報アイ・ビー様より許可を受けて転載しております。
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